介護の必要な高齢者は、2014年4月末で586万人に達しています。

2000年に比べると2.7倍になっています。

今後介護が必要な高齢者は、さらに増加していきます。

 

介護が必要になった場合は、以下の3種類農地から選択するのが一般的です。

 

  •  特別養護老人ホーム
  •  有料老人ホームへ
  •  在宅介護

 

特別養護老人ホームへの入居

特別養護老人ホームでの介護は、以下のようになります。

 

  •  運営者は地方公共団体、社会福祉法人で信用度が高い
  •  介護を受けるために入居する施設です
  •  65歳以上の要介護度1以上が必要です
  •  入居待機者が40万人いて入居までに10年近くかかることがあるます
  •  費用の目安は、月額5〜15万円ぐらいです
  •  相部屋が多い

 

要介護度が高くても介護が受けられますが相部屋が多いことや入居待機者が多いことが問題です。

 

有料老人ホーム(介護付き、住宅型、健康型)

有料老人ホームでの介護は、以下のようになります。

 

  •  主に民間企業で信頼度にばらつきがある
  •  介護や食事などのサービスを受けながら生活をする施設です
  •  概ね65歳以上で要支援・要介護度で内向性者も入居できます
  •  費用の目安は、月額15〜20万円ぐらいです
  •  基本的に個室です
  •  介護サービスが充実してきています

 

入居しやすいのと個室がメリットですがその分費用が高いことと重度な介護サービスを受け続けることができるかの問題があります。

 

在宅介護

介護の必要な高齢者が増えていること、施設整備が間に合わないこともあり在宅介護重視に方向が変わりつつあります。

 

  •  住居の改造が必要になる
  •  公的介護サービスを受給できるが一人での生活は困難がある
  •  月額介護費用は、平均で介護サービスの利用料が3.7万円、これ以外が3.2万円かかる
  •  重度の場合は、介護サービスの利用料が7.1万円、これ以外が3.6万円かかる
  •  別に生活費が必要で、介護サービス費用以外に月額17万2千円ぐらいと予想されている

 

介護サービスが充実してきていますが、介護を受ける高齢者一人では生活が困難で、介護離職を必要とするケースが増えています。

しかし、介護離職は収入が減ることが多く生活に困難があります。

介護離職する人も40〜50代で介護を10数年つづけると、当人の将来の介護の問題が出てきます。

 

民間介護保険

介護では、費用の問題が多くでます。

直接の介護サービスは、公的介護保険が使えますが、公的介護保険で適用外の費用も多く、生活費用も必要です。

 

民間の介護保険には、以下のような保険があります。

 

  •  【ソニー生命】終身介護保障保険

 一生涯介護補償を受けることができます。

公的介護保険の要介護度2以上になると終身年金を受け取ることができます。

死亡保障と解約返戻金が低く抑えられている分保険料は安価です。

 

  •  【アフラック】スーパー介護年金プラン

 65歳までに介護や高度障害になった場合も保障されます。

65歳になると介護保障プラン、公的介護保険制度連動年金プラン、確定年金プラン、一時期抜けとりプランを選びます。

 

  •  【アクサ】介護保険 賢者の備え

 一生涯介護保障を受けることができます。

万一の場合の補償もあります。

老後の生活資金としても活用できます。

 

  •  【東京海上日動あんしん生命】長生き支援終身保険

 公的介護保険の要介護度2以上になると介護一時金または介護年金を10年間受け取ることができます。

同額の死亡保険も付いています。

 

  •  【朝日生命】あんしん介護

 公的介護保険の要介護度1以上になると給付されます。

保険料も安価です。