海外旅行を計画している方も多いと思います。
海外で病気や事故に遭うと思いのほか費用がかかります。
海外には、保険をかけて行く必要があります。
事故内容
海外で病気や事故に遭い旅行保険の利用が増えています。
2009年度は、保険を使うのが3%ぐらいでしたが2012年には、4%弱に増加しました。
その後は、少し減少していますが高止まりの状況です。
海外旅行者は多いので3%後半の事故率は珍しいことではありません。
あなたにも降り掛かる可能性があるので保険は必要です。
保険を使う理由は下記のような項目があります。
- 治療・救援費用が42・1%
- 携行品損害が38.7%
- 旅行事故緊急費用が15.7%
- 個人賠償責任が1.7%
- その他が1.8%
支払額の例には、以下があります。
- 腎臓結石で激しい腹痛があり手術で606万円(米国)
- 骨盤骨折で33日間入院し看護師が付いて帰国で518万円(ドイツ)
- 肺炎で28日間入院し家族が駆けつけで3,056万円(ギリシャ)
- 事故で大腿骨骨折し米国にチャーター機で搬送し手術し家族が駆けつけ1,199万円(メキシコ)
健康保険の利用
海外でも健康保険が使えます。
治療内容と医療費の証明書をもらい帰国して健康保険に請求します。
日本での治療と比べやすい方の7割が還付されます。
治療の内容や旅行先により高額な治療費になり健康保険ではカバーしきれないことが起こります。
現地で全額自己負担した後、帰国後に健康保険に申請して還付されます。
保険に入り、安心して海外旅行に行きましょう。
海外旅行保険
海外旅行保険が付いているクレジットカードが多くあります。
一般カードですと治療費の上限は100万円ぐらいです。
ゴールドカードでも通常300万円ぐらいなので、高額な旅行保険の付いたクレジットカード以外は別に海外旅行保険に入ることが必要です。
海外旅行保険の付いたクレジットカードを持っていても、医療保険だけは2重になっても別に入ることを勧めます。
また、そのカードで海外旅行の費用支払いに使わないと保障が受けられないクレジットカードも多いので注意が必要です。
クレジットカードの保険も含め、海外旅行保険には、現地から日本語でサービスが受けることができます。
不幸にして使わなければならない場合慌てずに日本語コールセンターを利用してください。
2014年12月04日(木)