
保険料は、できれば多いほど良いとは言えません。
各々の人が、必要と考える保険で、収入と比べ大き過ぎたら保険の優先順位を決めて加入しましょう。
どのくらいの保険に加入しているか(年齢別)
保険は掛け捨ての保険中心の人(家庭)と貯蓄や老後資金まで保険で備えようとする人(家庭)では保険料に数倍の違いがあります。
でも、どのくらいの保険料を支払っているかは関心が高いと思います。
年齢別世帯の年間払込保険料(民間個人年金保険を含む)は、平成21年生命保険文化センターの調査によると以下のようになっています。
年 齢 | 年間の保険料 |
---|---|
70歳以上 | 43.3万円 |
65〜69歳 | 42.1万円 |
60〜64歳 | 48.2万円 |
55〜59歳 | 55.1万円 |
50〜54歳 | 47.6万円 |
45〜49歳 | 51.3万円 |
40〜44歳 | 46.9万円 |
35〜39歳 | 37.0万円 |
30〜34歳 | 33.1万円 |
29歳以下 | 31.7万円 |
家族の成長に合わせ生活費や教育費がかかってきます。
このため、現役中で年齢に従い保険料の支払いも増えています。
この保険料の支払額は平均値なので、この値に近ければ良いのではなく、各人のライフプランに適した保険を選択する必要があります。
どのくらいの保険に加入しているか(年収別)
保険には、保険性と貯蓄性の2面があります。
基本的に収入が多い場合は、保険で賄う必要な額は少なくなります(医療保険など)。
年収別世帯の年間払込保険料(民間個人年金保険を含む)は、平成21年生命保険文化センターの調査によると以下のようになっています。
年 収 | 年間の保険料 |
---|---|
1000万円以上 | 61.9万円 |
700〜1000万円未満 | 53.8万円 |
600〜700万円未満 | 51.9万円 |
500〜600万円未満 | 50.1万円 |
400〜500万円未満 | 47.1万円 |
300〜400万円未満 | 41.4万円 |
200〜300万円未満 | 36.4万円 |
200万円未満 | 39.5万円 |
年収が200万円未満と1000万円以上を比べると収入の開きは5倍ですが保険料の開きは1.6倍ぐらいです。
年収の低い人(家庭)ほど保険の備えは必要です。
しかし、年収の低い人(家庭)ほど家計に占める保険料負担が大きいため保険料の見直しの効果も大きくなります。
2015年03月03日(火)