ペットの医療費は、自由診療なので動物病院ごとに診療料金を決めています。
このため請求された料金が高いのでと感じる買主も多くいます。
ペットの医療費の相談が増えています
動物病院とペットの買主の間で診療料金をめぐるトラブルが増えています。
国民生活センターに寄せられた診療料金を含むペットサービスの相談は2004年度には300件弱でしたが、2013年度には549件になり、2004年度の2倍になっています。
ペット医療が高度化して来ており高額な医療機器を導入する動物病院が増えています。
このために診療料金も高額になってきています。
医療技術や機器が高度化することで医療期間も伸びています。
2週間ぐらいの入院で医療費が20万円を超える例も出ています。
診療料金の実態調査
日本獣医師協会は2014年12月から2015年1月にかけて16年ぶりとなる医療料金の実態調査を行います。
犬と猫に付いて全国の動物病院を対象に診療料金の調査を行います。
調査項目は、以下のものがあります。
- 初診料
- 入院料
- 義気共鳴画像装置(MRI)検査
- 不妊手術
- その他を含め約230項目の診療料金
調査結果は、6月頃ホームページで公開されます。
診療料金の例
1例ですが、ある動物病院に掲載されている診療料金は以下のようです。
- 基本料
初診料 [1,800円]
再診料 [800円]
時間外診察料 [3,000円〜]
往診料 [3,000円〜]
診断書作成料 [3,000円]
- 技術料(薬剤費は除く)
採血料 [1,000円]
注射料(皮下・筋肉内) [2,000円〜]
静脈点滴料 [5,000円〜]
抗がん剤治療 [10,000円〜]
2015年01月09日(金)