コンビニを利用する高齢者が増えています。 1990年以前は、高齢者(50歳以上)の来店割合は10%未満でした。 2013年になると45%近くになり、年々増えて来ています。

コンビニで高齢者利用が増える訳

その一つとして、コンビニの数が増えています。
2014年6月のコンビに店舗数は50,601店で、来客数は1,358,247千人です。
来客数は、日本の人口の10倍で非常の多くの人が利用しています。

二つ目として、高齢者に利用し易いサービスを行っています。
毎日買物をする生鮮食料品の品揃えを増やす、小口の商品を増やす、予約・配達サービスを行うなど高齢者(あるいは生活弱者)が利用し易くなっています。

コンビニの高齢者向けサービス

セブンイレブンのお食事お届けサービス「セブンミール」は、予約したお食事を500円(税込み)から無料で宅配サービスを行っています。

ローソンの宅配サービス「ローソンフレッシュ」は、生鮮食品から日用品まで約16,000点の商品を購入できます。
首都圏では、5,000円(税込み)以上の買物をすると送料無料で宅配しています(週イチ宅配は半額のお買い物で送料無料)。

ファミリーマートの宅配弁当サービス「宅配クック123」は、正月3が日以外は土日祝日も含め1食から無料で宅配しています(昼食と夕食)。

ローソンの介護支援サービス

ローソンは、高齢者や居宅介護者を支援するコンビニを2015年から出展すると発表しました。

昼間は、ケアマネージャーが常駐し介護の助言や介護に必要なサービスや施設の紹介・斡旋を行います。
また、ロビーを設けて高齢者達が集まり易くなるようにし、そこで健康に役立つ運動の機会も提供します。

ローソンでは、介護事業者と協力して介護サービスを拡充して行くそうです。
3年後の2018年には、30店舗を開設し順次増やして行く計画です。
情報を提供する介護支援だけでなく、杖やオムツなどの介護用品の注文を受け宅配も行います。