介護保険

介護保険は、介護が必要になった時に保険金を一時金で受け取るか年金で受け取ることができる保険です。

 

  •  公的介護保険の要介護度と認定(要介護度1〜5のどこからかは保険会社によります)
  •  保険会社の要介護状態

 

死亡保険と異なり介護状態になると保険金を受け取れます。

また、三大疾病保険と異なり特定の疾患でなく介護状態になると言う対象が広い保険です。

 

介護は必要になる年齢は、通常以下の対象になっているので必要な介護費用を介護保険だけに頼る必要もなく不足を補うことと考えるのが自然です。

 

  •  65歳からは公的介護保険(認定されたサービス料金の1割〜3割負担)
  •  65歳からは公的年金
  •  それまでの貯蓄

 

介護保険の種類

保険には以下の保障のタイプがあります。

 

  •  介護状態にならないと保険金や年金を受け取れない掛捨てタイプ
  •  終身保険を兼ねていて必ず保険金を受け取れる貯蓄タイプ

 

保険金の受け取り方には、以下のタイプがあります。

 

  •  一定期間の有期年金または終身年金
  •  一時金タイプ
  •  年金と一時金の併用タイプ

 

保険金の支払い条件には以下があります。

 

  •  公的介護保険に連動するタイプ
  •  介護状態を保険会社が決めるタイプ
  •  公的介護保険と保険会社の決める介護状態を併用するタイプ

 

必ず保険金を受け取れる「貯蓄タイプ」に有利さを感じますがその分保険料は高くなります。

公的介護保険や公的年金前の65歳までのもしもの介護に備えるのであれば保険料の安い「掛捨てタイプ」が有利とも言えます。

 

介護保険の例

日本生命保険「介護保障保険」を例に有期型と終身型を以下に示します。

 

  •  保険金は1,000万円
  •  加入年齢30歳で保険料払込は60歳まで

 

この条件で、以下のようになります。

 

  •  掛捨て型の有期保障の月額保険料「45歳更新型」

 

年齢男性の保険料女性の保険料
30〜44歳まで3,050円2,460円
45〜59歳まで7,300円4,720円

 

  •  貯蓄型の終身保障の月額保険料「全期型」

 男性は24,990円、女性は23,870円です。