公園で遊ぶ家族

 

 損害保険は、1年契約が基本なので年払いが多くなります。

生命保険や医療保険も年払いにすると保険料が安くなります。

 

保険料は、部屋の賃貸料・住宅ローンと同じく毎月決まって出て行く固定費です。

固定費を下げることで家計が楽になります。

 

まとめ払い

 保険料の毎月の支払いを半年、1年、数年分あるいは全期間分まとめて先払いすることです。

まとめて支払うと割引が受けられ貯蓄よりは有利です。

 

生命保険のまとめ払い

 月払いを年払いにすると0.3〜0.5ヶ月分の保険料が割り引かれます。

毎月払いですと保険料*12ヶ月ですが年払いですと保険料*11.5ヶ月(11.7ヶ月)になり、月払い保険料が3万円の場合、年間で1万5千円(9千円)安くなります(カッコ内は0.3ヶ月分割引の場合)

1万5千円の割引は、30年毛契約の場合、全期間ですと45万円の節約になります。

 

火災保険

 月払いに比べて年払いにすると5%ぐらい割引があります。

月払いが5千円の場合年間で6万円の支払いになります。

これを年払いにすると5%割引の場合で5万7千円になり3千円安くなります。

10年契約を10年一括払いにすると18%ぐらいの割引があります。

 

国民年金

 国民年金も「前納」と言うまとめ払い制度があります。

保険料は、毎月払いですと2015年口座振替の場合1万5590円です。

これが6ヶ月前払いですと9万2480円になり2120円安くなります。

1年払いにすると18万3160円で3920円安くなります。

 

前払いした場合の解約

 前払いした期間内で解約した場合、生命保険は今まで払い戻しはありませんでした。

2010年に途中解約(あるいは死亡)した場合、残りの月数分は払い戻すようになりました。

最近の契約では解約時の払い戻しがありますが、2010年頃に契約した場合途中契約での払い戻しがあるか保険会社に確認してください。

 

火災保険の場合は、まとめ払い後に解約すると残りの月数分が払い戻されます。

国民年金でまとめ払いした後、就職して厚生年金に加入したり、死亡すると保険料が払い戻されます。