保険料の払い込み方法

保険料の払い込みは、以下の方法があります。

 

  •  月払い
  •  半年払い
  •  年払い

 

払い込み方法による保険料の違い

30歳男性が保険金1,000万、払い込み期間60歳までの場合の終身保険の205年の保険料の例を以下に示します

 

項目月払い半年払い年払い
支払い方式口座振替口座振替口座振替
保険料2万320円12万30円23万5060円
年間支払額24万3840円24万60円23万5060円
年払いとの差額8780円5000円0円
年払いとの割引率3.60%2.08%0%

 

月払いを年払いにすると約3%支払いを削減できます。

預金利子と比べると大きいので月払いの人は年払いに変えると有利です。

 

団体扱い

支払い方式は、集金扱い、口座振替扱いと団体扱いがあります。

現在ほとんどは、口座振替扱いか団体扱いです。

全てが単体扱いを利用できるわけではありませんが、上記ケースで団体扱いでは月払い保険料が1万9760円になり年会支払額は口座振替方式に比べ7000円節約できます。

団体扱いを利用できる場合は、団体扱いが有利です。

 

全期前納払いと一時払い

年単位の支払い方式でなく全保険料を一括して支払う2つの方式があります。

 

  •  年払い

 上と同じ保険を例にとると総支払額は、705万1800円になります。

 

  •  全期前払い

 全期間の保険料を保険会社に預ける方式です。

総支払額は、685万1458円になります。

一括して全期間の保険料を支払うので年払いに比べ保険料が安くなります。

 

  •  一時払い

全期間の保険料を1回で支払い済みにする方式です。

総支払額は、508万3530円になります。

保険料は最も安くなります。

 

全期前納払いと一時払いの違い

解約返戻金は、一時払い、全期前払い、年払いの順に少なくなります。

一時払いは保険料の安く解約返戻金も一番大きく有利に見えます。

 

保険期間中に死亡すると以下のようになります。

  •  一時払いは、保険金が支払われるだけ
  •  全期前払いは、保険金と一緒に死亡した以降の保険料が戻される

 

長く生きた場合一時払いが有利で早く死亡した場合は全期前払い(年毎の支払いも)が有利になります。

自分のリスクを考え支払い方式を選択することになります。