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特約は、保険に付けるオプションです。

生命保険と医療保険、あるいは生命保険に生命保険を特約で付けることもできます。

 

生命保険と医療特約

生命保険と医療保険は多くの方が加入しますが、別々に2つの保険に加入する場合と生命保険に医療保障を特約で付けることができます。

医療特約の場合は、独立した医療保険よりも補償内容が少し劣ることがありその分保険料が安くなっています。

 

2つの死亡保障

終身保険に一生涯加入するのとある期間(子供の成長や定年退職までなど)は補償額の多い定期保険に加入する方法です。

この場合は、終身保険に定期保険(保険期間が有限)を特約でつけます。

現役中に死亡した場合は終身保険と定期保険で手厚い保障を、定年後は年金を考えて少ない保障を考える場合などに加入します。

 

特約保険料がかからないリビングニーズ特約

リビングニーズ特約は、余命6ヶ月以内と診断されると死亡保険金(高額の場合はその一部の3000万円ぐらい)を生前に受け取ることができる特約です。

 

特約保険料がかからない有利な特約ですが、生前に保険金を受け取るので死亡した場合生命保険金控除が受けられなくなります(一般の相続になります)。

一般の相続で、相続税がかかる場合に検討が必要です。

以前は多くの方が相続税の支払い範囲外でしたが、近年相続税控除の対象が下がり相続税の支払い対象の方が増えたので、リビングニーズ特約に加入するか検討が必要になる状況になりました。

 

保険料が安くなる特約

死亡時に残された家族などが毎月決まった額を受け取る収入保障特約をつけると保険料が安くなります(生前の収入を保障する特約ではありません)。

 

保険会社にとって収入保障特約は、保険金を一時払いでなく分割して支払うので支払い負担が少なくその分保険料を安くできます。