
就職するまでは、保険を考えたことはないと思います。
4月もすぐで就職する人も多いと思います。
自立は生活とともに保険も考えましょう。
自立して初めての保険
自立して保険を考える場合、リスクを判断して加入する保険を決めましょう。
扶養家族がいないので自分のリスクを考えれば足ります。
自分のリスクとしては、ケガや病気への備えです。
これで考えるのは、医療保険です。
生命保険(死亡保険)は、通常結婚や扶養家族ができてから考えますが、加入時若いほど保険料が安く、保険料はその後変わらず一定額で済みます。
このことから、生命保険に加入し医療特約をつけることも選択肢です。
- 医療保険は、ケガや病気への備えで公的医療保険の対象外でも保証します
- 生命保険は死亡時の保障です
医療保険
医療費の7割は公的健康保険で支払われ、自己負担は3割です。
自己負担額が大きくなると高額療養費制度があり、自己負担額の上限が決まっています。
標準報酬(給与+ボーナスのルキ平均)が28万円から50万円までは、月額自己負担額の上限は、44,400円でこの額を超えた分は請求すると還付されます。
公的健康保険の対象は、すべての医療関連費用でなく、差額ベット代、入院時の食事の一負担は全額自己負担になります。
2013年生命保険文化センターの調査では、20代の入院費の費用は、以下のようになっています。
入院費 | 比率 |
---|---|
5万円未満 | 29.4% |
5万〜10万円未満 | 5.9% |
10万〜20万円未満 | 29.4% |
20万〜30万円未満 | 11.8% |
30万〜50万円未満 | 17.6% |
50万円以上 | 5.9% |
平均は、15.3万円です。
22歳男性で保険期間が60歳まで、入院すると日額5000円給付を受けると保険料は、月額1500円前後です。
生命保険
生命保険の一つの定期保険は、加入年齢が若いと保険料は安くなります。
また、保証期間が短いと安くなります。
このため、若いうちに生命保険に加入して医療費を安くすることができます。
男性、60歳満期で保険金3000万円の場合の定期保険は、20歳代で加入すると7〜8千円ぐらいです。
30歳代では、1万円を超えていきます。
注意点としては、結婚などライフステージごとに契約内容や保険金の受取人を見直す必要があります。
2015年03月20日(金)