
医療機関の治療で公的保険の対象にならない費用があります。
非常に高額になる費用もあります。
公的保険の対象外の治療費
以下の治療を受けた場合、全額自己負担になります。
治療に当たらないもの
公的医療保険は、ケガや病気の治療で必要な治療に限られます。
このため、ケガや病気と言えない、
- 正常出産
- 予防接種
- 人間ドック
- 美容整形
などは自己負担になります。
出産、予防接種、人間ドックなどは、保険組合や自治体などから助成がありますので事前に確認しましょう。
先進医療
先進医療も保険の対象になるものもありますが、以下は対象外です。
- がんへの陽子線治療
- がんへの重粒子線治療
- 白内障治療の多集点眼内レンズを用いた水晶体再建術
- 金・セラミックなどを用い歯の治療や歯列強制、インプラント
- 大病院の初診料
- 差額ベット代、入院時の一部食事代、医療機関への交通費など
インプラントについては、2012年4月から病院での治療など条件を満たせば公的保険の対象になりました。
また、民間医療保険の対象にもなりました。
例えば、アフラックの「EVER」についている「先進医療特約」に加入するとインプラントも保障されます。
先進医療を受診した場合は、
- 先進医療の医療費は全額自己負担
- 診察や薬品など公的保険の対象費用は原則3割が自己負担
- 差額ベット代などは全額自己負担
になります。
入院1日あたりの自己負担額
入院1日あたりの自己負担額で最も多いいのは、1万円〜1万5千円未満で26%です。
- 1万円未満が27%
- 1万円〜3万円未満が55%
- 3万円以上が18%
入院時の自己負担額は、差額ベット代が大きく、1日数千円から大学病院などには1日3面円以上の病院もあります。
2015年03月16日(月)