キャリアアップで資格の取得や職業知識などを考えている人も多いと思います。
専門学校や語学教室などの費用を補助する雇用保険の教育訓練給付金が10月から拡充されました。

雇用保険制度

労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進を主旨として失業された方や教育訓練を受けられる方に失業給付金を支給する制度です。
以前は正社員の人が加入する制度でしたが、パートやアルバイトの方にも適用が広がっています。

教育訓練給付金

働く方のキャリア形成を支援するために、教育訓練に支払った費用の一部を補助する制度です。
失業中の方だけでなく在職中の方の教育訓練に付いても支給されますのでキャリア形成に有利な制度です。

10月から拡充された専門実践教育訓練給付金

10月以前の教育訓練給付金は、学習費用の20%で最低4千円、最大10万円までを1回利用できる制度でした。
2014年10月から専門実践教区訓練給付金制度が始まりました。

専門実践教区訓練給付金制度


  •  対象者
 利用できるのは、10年以上の加入期間が必要ですが、初めて至急を受ける方は、2年以上雇用保険に加入している方です。

  •  支給対象費用
 受講する学校や教室などの入学金と受講料が対象です。

  •  支給額
 費用の40%で年間32万円が上限です。
 訓練期間は最大で3年間のため通算すると最大で96万円が上限です。

 専門実践教区訓練の受講を終了してあらかじめ規定された資格等を取得し、受講終了後1年以内に雇用され雇用保険に加入した場合は、教育訓練費用の20%の額を追加して支給されます。
この場合訓練費用の40%と追加給付で60%に相当する額が支給されることになりますが年間48万円が上限です。

訓練期間は最大3年です。
3年間受講すると最大で144万円が支給されます。