【生命保険】リスクへの備え

将来へのリスクに備える方法には、以下があります。

貯蓄は、時間とともに増やしていきます。

複利で増やすと最初の増加は少しずつですが、長期間すぎると急上昇していきます（利率が非常に低いのでそう大きくはなりません）。

このため、若い内は不測の自体への備えとしては、増やすのに時間がかかるので十分とは言えません。

生命保険は、最初から契約額が保障され保険期間同じ額が保障されます。

生命保険をリスクへの備えだけ（増やすことを考えないケース）にすると定期保険への加入がベストの選択になります。

死亡等の万一の備えとしては、定期保険と貯蓄の組合せが基本となります。

過剰に備えすぎると保険料が大きくなり、お金が必要になると保険を解約しなければならなくなる事態も出て来て、逆にリスクを増やすことになります。

大きなリスクへの備えとしては、以下が考えられます。

これらを一つの保険でカバーすると保険料が非常に高額になり、保険料を支払えなくなるリスクが増えます。

そこで、基本は貯蓄と以下の保険の組み合わせになります。

例えば、生活条件が変わったとき（結婚や出産）で初めて保険に加入する場合は定期保険にするかさらに保険料が安い収入保障保険の選択肢があります（保険料は保険金により変わります）。

保険は、保険期間保険金が変わらず一定です。

近年は、デフレが続いているので長期間でも保険金が減るリスクはありませんがここ数年日銀は２％のインフレを目標にしています。

２％のインフレが長期間続くのは考えられないかもしれませんが、２％のインフレが３５年間続くと物価は約２倍になります。

今、３０歳で１，０００万円の保険に加入し３５年の保険期間にすると６５歳ごろ１，０００万円の保険金を受け取っても５００万円ぐらいの価値になります。

インフレは、保険の大きなリスクになります。

しかし、インフレの予測は困難なので、最初から高額の保険に入らず、１０年ぐらいごとに保険の見直しを行うことを勧めます。

2015年09月11日（金）

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