海外旅行では、海外旅行保険が必須です。
１つの海外旅行保険に加入し、その保険で全部済ませるのは便利ですが、以下をチェックして、不足分を海外旅行保険で補うと保険料を抑えられます。
- 公的医療保険（海外でも使えます）
- 民間医療保険（海外でも使えます）
- 自動車保険や火災保険の個人賠償責任保険（海外でも使えます）
- クレジットカードの付帯保障（カードにより海外利用分が付いています）
現地通貨の準備
比較的金額が大きい場合は、クレジットカードを使えます。
比較的金額が少ない場合や、クレジットカードが使用できないあるいは使用しにくいケースも多いので現地通貨の準備が必要になります。
通常は、旅行前に両替して外貨通過を準備して旅行に出発しますが、以下のデメリットもあります。
- 高額な現金は紛失や盗難の危険がある（海外旅行保険がありますが）
- 両替の手数料が高い（安価な米ドルでも１００円に付き３円ぐらい、他の通貨はもっと高額）
- 使い残した場合円に替えるのにまた手数料がかかる
- 使い残したくないので不要な散財をしがち
以前はトラベラーズチェックカードを用意していくのが多かったのですが、２０１４年３月３１日で販売が終了したので、今は使えません。
手数料が最も安価なのは、FX（外国為替証拠金取引）を使う方法で、銀行や空港での両替手数料の１０分の１ぐらいで済みます（契約しているFX会社で海外でも利用できるカードを作成してもらいます）。
しかし、FXの口座開設や危険性（両替だけに使うなら危険性はありません）があり、だれでも使える方法とはいえません。
現時点で安全で利用が増えているのに以下の外貨預金カードがあります。
クレジットカードのキャッシングも海外で利用できますが、手数料が高いので緊急な場合のみの利用に抑えてください。
外貨預金カードは、外貨預金口座の預金を海外で利用できるカードでイカの種類があります。
- デビットカード
- プリペイドカード
- キャッシュカード
デビットカード
海外で買い物等の支払に使用でき、代金は即座に日本にある外貨普通預金カードから引き落とされます。
- 手数料が一般のクレジットカードより割安（外貨預金への為替コストがドルで片道１５銭）
- 現地通貨（ドルやユーロなど１０通貨）で引き出し（ATM手数料は１％後半）
プリペイドカード
外貨預金口座から必要資金を移（チャージ）しておくとその範囲で使用できます。
使用できる金額が決まっているので無駄遣いを防げるのと紛失・盗難の際にも悪くてもチャージした金額までの被害に抑えられます。
チャージ手数料に１．５％〜５％ほどかかる他、残金を外貨預金カードに戻すのに無料と有料の場合があるので確認しておいてください。
キャッシュカード
ドル普通預金口座からATMでドルのまま引き出せ手数料が安価です（SMBC信託銀行「プレスティア外貨キャッシュカード」の場合シティATMは無料、他は１回２ドル）。
米国に出張の多いビジネスマンや米国への渡航が多い方には便利です。
2016年05月20日（金）
