生命保険は死亡に備える「死亡保険」と入院や治療に備える「医療保険」があります。

勤務中の死亡には労災保険がもらえます。

退職金や遺族年金もあるのでその分必要費用は少なくできます。

住宅ローン中であれば、基本的にローンの支払いは保険金でゼロになります。

 

死亡した場合に残された家族に必要な費用

モデルとする世帯の基本情報は、以下とします。

 

  •  世帯主は35歳男性で夫婦2人に5歳の子供1人の3人家族
  •  職業はサービス業で社員数100人未満
  •  配偶者は33歳の専業主婦で収入無し

 

以上の条件で日本生命保険相互会社のシミュレーションで計算すると以下のようになります。

 

  •  将来の支出は1億4,094万円
  •  将来の収入は6,874万円
  •  必要な生活資金は7,220万円

 

子供が小学生の間は子育てに専念し、中学から手取り金額月15万円で年金を受給する65歳まで働くとすると収入が4,500万になり必要な資金は7,220円から差し引いた2,720万円になります。

 

現在の生活情報

生涯の生活費用は、現在の生活費用を元に計算します。

 

  •  世帯主の年収は約500万円
  •  貯蓄は約400万円
  •  生活費は月額23万円
  •  住居費は月額6万円
  •  教育費は50万円
  •  葬儀費用は約200万円
  •  特別収入や特別支出はなし

 

将来の支出と収入の明細

将来の支出の明細を以下に示します。

 

項目 支出
葬儀費 189万円
税金・社会保険料 565万円
教育・結婚援助費 1,347万円
住居費 3,688万円
生活費 8,304万円
合計 1億4,094万円

 

将来の収入の明細を以下に示します。

項目 収入
貯金 395万円
配偶者公的年金 1,638万円
配偶者の収入 0円
老齢・遺族年金 4,840万円
合計 6,874万円

 

この金額に退職金を加えた額が収入の合計金額になります。