葬儀費用
今まで、伝統的な葬儀が多かったので親類等の情報からどのくらいの費用がかかるのか分かりました。
都市化が進み、初めての地域で葬儀を行う機会が増えています。
生活をしている地域で葬儀費にどのくらいかかるのか分からない人たちが多いと思います。
2013年の日本消費者協会の調査によると地域ごとの葬儀費は以下のようになっています。
地域 | 低額のケース | 高額のケース | 平均 |
---|---|---|---|
北海道 | 20万円 | 500万円 | 161.7万円 |
東北 | 18万円 | 500万円 | 170万円 |
北関東 | 80万円 | 800万円 | 236.7万円 |
南関東 | 20万円 | 650万円 | 184.3万円 |
北越 | 13.3万円 | 520万円 | 199.7万円 |
東海・中部 | 10万円 | 510万円 | 215.8万円 |
近畿 | 95.7万円 | 400万円 | 210.5万円 |
中国 | 62万円 | 300万円 | 153.6万円 |
四国 | 46.5万円 | 300万円 | 134.3万円 |
九州 | 56万円 | 1000万円 | 194万円 |
全国 | 188.9万円 |
葬儀費用は、1995年ごろから2000年にかけ上昇しています。
2003年の236.6万円をピークに減少していて2013年の全国平均は188.9万になっていて、20%ぐらい下がっています。
先祖から生活している地域でなく、新しく生活を始めた地域で老後に死亡した場合は、近親者や地域の人たちの参列ですので以前に比べると葬儀が簡素化しています。
葬儀業界に新規参入が多く、望む葬儀の様式を相談しやすくなっていて、遺族の希望額に抑えることが以前に比べ容易になっています。
公的保険からの費用
死亡した場合、公的健康保険から埋葬費が支払われます。
国民健康保険の支給額は市町村により異なり1万円〜7万ぐらいです。
その他の公的健康保険(健康保険組合など)は、一律で5万円です。
組合によっては、埋葬料付加金が数万円加算されて支給されます。
国民健康保険の申請には、以下を準備して被保険者の住所の市町村役場に死亡日から2年以内に申請します。
- 国民健康保険葬祭費支給申請書
- 健康保険証
- 死亡診断書
- 葬儀費用の領収書(なければ喪主が確認できる書類)
- 喪主の印鑑
- 口座振替依頼書(喪主名義)
- 受取人名義の預金通帳
2015年03月17日(火)